【第40回横浜開港祭を終えて】横浜開港祭企画運営委員会委員長 木野文彰

横浜開港祭当日の運営を主に担当されていた横浜開港祭企画運営委員会を代表して木野文彰委員長に横浜開港祭を終えての感想を聞いてみました。

---メインステージについて

YouTubeライブ配信など例年にないものを多く取り入れており、メンバーは当日ギリギリまでステージの映像編集や台本作成に勤しみました。

 

スペシャルアーティストの新型コロナウイルス感染に伴い、急遽プログラム変更のトラブルも発生。しかし、そのニュースで「横浜開港祭に出られなくなった」と取り上げてくれたことで普段とは違う方々からライブ配信を通して見ていただく機会にもなりましたね。

 

当日、横浜開港祭企画運営委員会メンバーは終始舞台裏で活動していました。

特に「ステージ」担当の齋藤智史副委員長はYouTubeライブ配信のシナリオなどのやりとりを業者と最初から最後まで行っていて、横浜開港祭室の集合写真にも入ることができないくらい裏方として本当に頑張ってくれました。

---潮入ステージについて

こちらもメンバーが舞台裏で陣頭指揮をとっていました。
規模こそメインステージよりも小さいですが自分達で出場者の募集フォーム作成、演出、舞台監督、人の出入りチェック等、委員会メンバーで運営する割合がだいぶ多く、より市民祭の色が濃いステージとなっております。


どちらのステージも出演者の方から「自分たちの発表の場を与えてくれてありがとう」と言われたのが印象的でしたね。

---LANTERN PORTについて

子ども達の「コロナ終息への願い」、「コロナ後の夢」やイラスト等が描かれたランタン。それらを海に浮かんでいる船と陸に繋ぐ初の試みでした。

準備段階で様々な人が様子を見に来るほど予想以上に大がかりな仕掛けになり、「マリン」担当の友寄隆行副委員長は作業船や観覧船が入ってこないように警戒船に乗り一日中裏方に専念。マリン小委員会のメンバーは青木良太郎委員を筆頭に、シニアの方々や現役メンバーを引っ張って、当日の作業や段取りを先陣切って指示を出していました。

ランド、ステージ同様皆さんの見えない裏側で頑張っていた印象です。

ランタンを吊るす作業は多くの人手が必要でしたので、過去の横浜開港祭企画運営委員会の担当者を含めたシニア40~50名に声をかけ、ご協力いただきました。本当に感謝の言葉しかありません。

---Yokohama18wards legend of fireworksについて

このコンテンツは今年度、横浜開港祭実行委員会が組織された当初から萩原実行委員長が抱いていた「18区同時に花火を挙げて横浜市民みんなを笑顔になってもらいたい」という思いを実行に移したものです。

花火は疫病退散の意味もあり、横浜の賑わいが少なく暗い情勢を変えるキッカケができたらいいなと。

実際には現地調整、各地域の自治会への周知、警察への連絡、花火師との調整、その他使用申請等と想像以上に重たいコンテンツとなりました。

今だから話せますが18区での花火の同時打上げが終わるまで大丈夫だろうかと震えていました。花火師からも「ある程度のクレームは覚悟した方がいいよ」と言われていましたので。

花火終了後、事前にポスティングなどで市民にお伝えしていた有事の際の連絡先あてに多く横浜市民からショートメッセージが届きました。

恐る恐る見てみると、そこには「本当によかったです」「花火はもちろん、横浜開港祭を見て元気が出ました」など感謝の言葉が並んでいて胸が熱くなりました。

また、花火の場所を提供してくれた学校にお礼の挨拶に行った際も職員の方達から「ありがとうと色んな方から言われたよ」「実際に涙していた人もいたよ」と言っていただけたのが本当に嬉しかったです。

何件かのクレーム対応に追われましたがそれ以上に反響が良かったので、まちづくりの一環として横浜市民の笑顔のために、昨年開催できなかった想いと今年の「どうにかして開催したい」という想いが上手く具現化できたのかなと思います。

 

---警備について

今年度については、ランドの警備担当である金子了英副委員長が今回の規模縮小に伴う新しい花火雑踏警備計画を作り直し、神奈川県警本部をはじめとする7カ所ある所轄の警察署や港湾局、近隣商業施設等と度重なる調整と打合せを繰り返した結果、事故ゼロで第40回横浜開港祭を無事に終えることができました。

様々な観覧用地の使用申請、広範囲な警備を実施して何事もなく無事に終わらせることは、とてつもなく大変ですが、伝わりにくく評価されづらい役割です。

しかし第40回横浜開港祭の『安心・安全』の担保を確立させた立役者は間違いなく、警備責任者の金子副委員長率いるランド小委員会のメンバーだと言えます。

第39回横浜開港祭では自分が警備責任者として担当していたため、その大変さが一番身に染みて分かっているつもりです。

その観点から個人的に一番の拍手を送りたいのが、警備責任者の金子副委員長です。

大変お疲れ様でした

---最後に一言お願いします。

第40回横浜開港祭を実地で開催することに関しては、本当に賛否両論のある状態からのスタートでした。

『安心・安全』の担保を確立するために、例年通りの花火の自主警備だけではなく、新型コロナウイルス対策を意識した入場制限、体調管理、徹底した消毒などクラスターを発生させない準備を行ってきましたが、横浜開港祭室の60人のチームが垣根を超えて室一丸となり、手を取り合って開催当日まで諦めずに立ち続けた事が大成功に繋がったと考えます。

そして(一社)横浜青年会議所のメンバーには、花火警備から会場資材撤去まで手伝っていただいたおかげで24時前に帰宅できたことは今までの歴史上になかったと思います。本当に感謝しかありません。誠にありがとうございました。

最後となりますが、現在の横浜開港祭が当たり前のように開催できているのは先人達が現在の開催形式になるまで規制緩和に規制緩和を重ねて、大変な努力をしてきていただいてきたからこそです。

歴史と伝統のある横浜開港祭を守ってきた、先輩諸兄姉の皆様の汗と涙の結晶となっている事業となっており、決して感謝と敬意を忘れてはいけません。

我々はもちろん『横浜市民の笑顔のために』を念頭に日本一の事業予算を誇る横浜市民祭を第50回、60回と未来永劫に開催をし続けていくのが横浜青年会議所の最大の運動であり、原動力になると確信しております。

 

 

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